【児童手当】と【学資保険】、それから【お金の価値】のこと

よもやま
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児童手当について

お子さんのいらっしゃる方はご存知かと思いますが、日本には現在中学校を卒業するまでの子どもを養育している方に「児童手当」が支給される制度があります。

支給額はこちら。

出典:内閣府 児童手当制度のご案内

つまり、現在小学1年生と年長と2歳児の子どもがいるかーちゃん(正確には世帯主であるダーリン)は以下のように児童手当を受け取れます(政府が方針を変更しない限り&ダーリンの給料が爆昇しない限り!)

年度 3歳以上・小学校修了前 第3子

(左:月額、右:年額)

2027年度まで

(第1子中学校最終学年)

10,000×2 15,000×1 35,000円 420,000円
2028年度

(第2子中学校最終学年)

10,000×1 15,000×1 25,000円 300,000円
2029年度より2031年度まで

(中学生になった第3子のみ)

10,000×1 10,000円 120,000円

希望としては少子化対策の一環として額を上げてほしいものですが、財政状況を考慮すると恐らく今後金額が変わるとしたら下がる場合でしょう。

2031年まで制度が持つかも怪しいものです。

まあ、現段階でうだうだ憂いてもいたしかたないので、このまま制度が続くものとして話を進めましょう。

この児童手当、本当に有難いものでして、ご家庭によってさまざまな使い道を用意されているかと思います。

では、かーちゃん一家はなにに充てているでしょうか?

答えは「学資保険」です(タイトルでお察しの通り)

学資保険との出会い

かーちゃんが学資保険のことを考えはじめたのは第3子を妊娠してからでした。

「保険」といえば「医療保険」や「生命保険」がパッと頭に浮かぶかと思いますが、「投資」はおろか「保険」に関する知識もほぼ0だったかーちゃんは、なんとなーく「保険」といえば掛け捨てで(そうでないものもあるのですが)、とにかくもったいないもの、と思っていたのです。

なので、学資保険の存在は知っておりましたが、「保険」であるというだけで深く考えることはなく、第1子と第2子を授かったときは学資保険という単語が頭のなかに残ることはありませんでした。

そんな折、ダーリンがぼそっとつぶやいたのです。

第2、第3と続いたらいろいろと厳しくなってくるよな。

もちろん「家計」のことです。

学資保険ってどうなんだろう。

というわけで、かーちゃん学資保険について調べることにしたのです。するとビックリ、

銀行の定期貯金よりも高い利率がついて返ってくる!

ではありませんか(もちろん、銀行や保険によって異なりますので簡単に比較はできませんが)

ちょっと考えてみよう

となりまして、当時手をつけないままにおいていた児童手当を保険料に充てることを前提に学資保険を探すことになりました。

縁というのはあるもので

学資保険への加入を考えはじめたころ、まるで待っていたかのように、かーちゃんファイナンシャルプランナー(以下、FP)さんに相談できる機会をいただきました。

しかもライフプランの作成つき。

このときのFPさん、親切にも資金運用の基礎の基礎として物価の上昇にともなうお金の価値の変化について教えてくださいました(基礎の基礎すら知らないかーちゃんでは話にならなかったからかもしれません)

お金の価値は変わるということ

そのときのお話をかいつまんでお伝えすると(細かいところまでは覚えていないので、かーちゃんなりの解釈も踏まえて)

遡ること2014年の増税時(5%→8%)に自動販売機で売られている缶コーヒーが120円から130円に値上がりしましたよね。

自販機1本120円が130円に値上がり 消費増税3%上乗せで「転嫁カルテル」広がる
2014年4月の消費増税を前に、業界横並びで増税分の上乗せを決める「転嫁カルテル」が広がってきた。清涼飲料メーカーで構成する全国清涼飲料工業会(全清飲)は13年...

増税のためなので単純にインフレ効果とは言えないのですが、それはさておき、この場合「缶コーヒー」を基準にして考えるとお金の価値が約92%(120÷130=0.92…)に、つまり8%下がったことになります。

こうして「缶コーヒー」の値段=物価がどんどん上昇していけば、その分お金の価値は下がっていくわけで、つまり現在の130円が未来の130円と同じに価値になるとは限らないのです。

ちなみに、物価が下降=デフレが進んでいけばお金の価値は上がっていきます(もちろんその他諸々困ったことにもなります)

日本は長らくデフレ状態にあったのですが、2013年以降は2016年を除いて低調ながらもインフレ率はプラスに推移するようになりました(すこしわかりにくいですが、下のグラフ青線がインフレ率です)

出典:IMF COUNTRIES JAPAN

また、政府としては「デフレ脱却」を掲げて懸命に(ですよね?)活動してきたわけで、すくなくとも今後はデフレによってガコガコ物価が下がる状況にはならないと考えられます(希望も込めて)

さらに、日本だけでなく世界に目を向けてみれば、例えばアメリカやイギリス、中国などはリーマン直後を除けばほぼプラスです(参照:IMF COUNTRIES USA, GBR, CHN

日本円を外貨に換算するときの価値も刻一刻と変化しているのです。

つまりつまり、ただただ貯金していては、現在と同じ価値で将来そのお金を使うことはできないのです!

考えてみたら当たり前のことなのですが、考えることすらなかったかーちゃんには目からウロコの話でした。

ヘンドウ

さて、このFPさんにも生まれて間もないお子さんがいらっしゃることが判明したため、かーちゃんすかさず尋ねました。

学資保険は加入されています?

その答えは、なんと

いいえ。

そう、ノーだったのです。前述のお金の価値が変化することと、満期までの期間が長いことを考慮すると

あまり意味がないと僕は考えます。

ですって。かーちゃんよく理解できずに再度尋ねました。

では、意味がある手法はあるのですか?

即答でしたよ。

僕はヘンドウでやっています。

この「ヘンドウ」という単語だけは妙に耳に残っています。

惜しむらくは、当時のかーちゃんには「ヘンドウ」ってなんですか?と聞き返すほどの機転がなく、ただただ

ほほう

と頷くしかできなかったこと。

いまとなっては確認のしようがないのですが、恐らく「ヘンドウ(変動)」する金融商品=「投資」のことなのだと思われます。

とにもかくにも、このFPさんにとっては返礼率が高いものであっても(その高さが知れているため)学資保険=「お金の価値の変化」に対応できないもの=加入する意味のないもの、なのでした。

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それでもやっぱり学資保険

いまのかーちゃんは、当時のかーちゃんよりも、なぜこのFPさんが学資保険には加入しなかったのかが理解できます。

それでも、やっぱりヘンドウでなしの、コテイで着実な道を歩むことには安心感があります。契約者に万が一のことがあったときやその他もろもろの「保険」がついてくることもありますし、FPさんとお話しした後も、学資保険に加入する、というかーちゃんの選択肢は変化しませんでした。

なんだかんだいって、この時期にこの額が返ってくるよ、とあらかじめわかるのはわかりやすいのです。また、かーちゃんが保険料に充てるつもりだったのは、当面は使用予定のない=そのまま貯金するつもりの「児童手当」でした。

「貯蓄」か「学資保険」かの二択でしたら、かーちゃんは「学資保険」をとります。

(当時は「投資」という選択肢が頭になかったことをお忘れなく)

学資保険はいろいろ

さてさて、学資保険にもいろいろありまして、元本が保証されているものがほとんどなのですが、返ってくるお金の増え具合(いわゆる返礼率ですね)はそれぞれです。

なかには元本は割れてしまうけれど医療保険といった特約がつくため、別途保険に入るよりはお得にいける、といったものもあります。

かーちゃんが選択したのはとりあえず返礼率の高いもの、でした。

そして、すでに4歳になっていた第1子は満期までの時期が短いため返礼率が低いものしかなかったので、第2子と第3子のみかけることにしました。

学資保険は払込から受取までの期間が長ければ長いほど返礼率が上がる仕組みになっておりまして(その分保険会社さんが運用できる期間が長いから、とかーちゃんは理解しております)、そこを注視したのです。

かーちゃんポイント:返礼率を高くするために

  • 払込期間は短く(一括払いができたらベストなのですが、さすがにムリ!)
  • 月払いではなく年払い
  • 受取は分割

結果、選択したのは払込期間が第2子、第3子、それぞれ10歳までのもの(第2子は2023年、第3子は2025年が払込終了年)で年額は以下の通り。

年度

年額

2023年まで

459,319円

2024年より2025年まで

247,996円

ちょうど児童手当にすこし足すだけでカバーできる額です!しかも2026年以降は支払わなくていい、というのも魅力的です。

受取金額は第2子が18歳からの4年間で各50万円(総額200万円)、第3子が18歳からの4年間で各75万円(総額300万円)

返礼率は第2子が118%、第3子が120%にもなる、当時としては掘り出し物の保険でした。

自分に合った保険を探そう

と、かーちゃんの選んだ学資保険の話をしてきましたが、返礼率が高ければいい、というわけでは決してありません。受取までの期間が長いということはその分リスクをともないます。

学資保険の加入を考えていらっしゃるようでしたら、ぜひ「目的」と「抱擁しうるリスク」などを明確にして商品を選択されることをオススメします。

また、かーちゃんのように児童手当を充てにする場合は必ずしも制度が続くとは限らない、ということを念頭に置いてください。

制度が終了すれば保険料がまるまる家計にのしかかってきます。

なお、ネットで検索すればたくさんの情報が手に入りますが、

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そして、きっとなにか新しい知識を得られること間違いなし、です!

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