【VIX指数】またの名を【恐怖指数】はいったい何を恐れているのか

よもやま
Neither too much nor too little.

いやあ、世間はいよいよ何某ショックの様相を呈してきましたね。さすがにちょっとここは株式などの購入を控えて様子見すべきではないかとかーちゃんも考えるようになりまして、先日インバース系のETF(SPXSと日経平均ベア2倍上場投信)を購入して以降はしばらく買いを控えようかしら、と…すくなくとも思ってはおります。

そんな折、これまでも耳にし、目にしてはいたものの、ほほう、そんなものがあるのか程度に流していた存在がいよいよ己を誇示しはじめたので、ここはしっかりと向き合ってみるべきではないかという思いがひょこっと沸いた次第でして、せっかくなのでブログに書き留めておくことにしました。

何のことかと申しますと、他でもない、VIX指数、またの名を「恐怖指数」のことです。

すごいネーミングですよね。

VIX指数、またの名を「恐怖指数」

まずは軽く検索してみましょう。

VIX指数とはVolatility Indexの略で、シカゴオプション取引所がS&P500種指数のオプション取引の値動きをもとに算出・公表している指数です。

参照:SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語 VIX指数

ふむ。

なんとなくわかりますが、それほど「初めてでもわかりやすい」説明ではないような気がします(単に「オプション取引」のところがかーちゃんにはピンと来ないだけなのですが)。

ここはひとつ英語でも見てみましょう。

the Volatility Index, or VIX, is a real-time market index that represents the market’s expectation of 30-day forward-looking volatility.

参照:Investopedia CBOE Volatility Index (VIX) Definition

お、こちらのほうが親切です。つまり、今後30日間のうちに予想されるvolatility(変動性)を数値化したものなのですね。で、何のvolatility(変動性)なのかというと、S&P500種指数のvolatility(変動性)だというわけです。

どうやらこのvolatility(変動性)なるものは、先ほどの説明にあった「オプション取引の値動き」を見たらわかるというわけですね。やはり知らない単語をそのまま放置してはいけません。

オプション取引とは

はい、オプション取引なるものをよく知らないかーちゃん、こちらもちょろっと調べてみました。

一般的にオプション取引とは、
1.将来の予め定められた期日に
2.特定の商品(原資産)を
3.現時点で取り決めた価格で売買する「権利」
の取引です。

参照:日本取引所グループ オプション取引について

むむ?これはいつぞや学んだ「先物取引」と同じものでは?と思いきや、どうやらこの「権利」の取引であることがポイントのようです。

要は、

先物取引
近所のケーキ屋さんで1週間後に合格お祝いのケーキ(3000円)を全額前払いで購入すると約束する
→不合格になった場合でもケーキは購入しないといけない
オプション取引
近所のケーキ屋さんで1週間後に合格お祝いのケーキ(3000円)を一部前払いで購入すると約束する
→不合格になった場合は前払いした金額のみ負担する形でキャンセルすることもできるし、そのまま購入することもできる(=オプションがある!

ということでしょうか。

こうやって見ると先物よりもオプションのほうが断然お得な感じがしますが、実際はより専門的な知識が求められ、気をつけないと莫大な損失を被ることになるため一概にどちらが良いとは言えないようです。

いずれにしろ、かーちゃんは先物もオプションもやりません。

話を戻しましょう。

「恐怖指数」でしたね。

何に恐怖しているのか

そう、つまりVIX指数は世界の代表者ともいえるアメリカの金融市場において、さらにその代表者ともいえるS&P500種指数のオプション取引が見せるimplied volatility(IV、織り込まれた変動性)を数値化したもの=世界が今後変動する可能性の度合いを示しているシロモノなのです。

その算出方法は…はい、残念ならがかーちゃんの理解が遠く及ばないところで計算がなされておりまして、もちろん説明できるはずもなく、気になる方はぜひCBOE のサイトにあるVIX White Paperをご覧ください(Step-by-Stepで美しい数式が掲載されています!)

で、このVIX指数がなぜ「恐怖指数」との異名を冠しているのかというと、その数値が高ければ高いほど将来的な金融市場の下降を示唆しているからで、おおむね30以上になると世間(金融業界)は「fear(恐怖)」していることになるようです。

最近では2008年の世界金融危機のときに89越えを記録したのが最も高く(直前にリーマンが破綻したときは42辺り)、2001年のアメリカ同時多発テロ発生後で49、2018年のVIXショックなるもののときで50辺りとなり、その後見事に市場は下降しました。

そして、昨日(2020年3月16日)はとうとう82に達したのです。まさに世界は今後市場が大幅に下降し、景気が後退するかもしれないという恐怖におののいているのです。

ところで、VIX指数以外にも様々な「恐怖」の度合いを測る指数がありまして、例えばCNN Moneyは「fear(恐怖)」と「greed(欲望)」の間を指針が行ったり来たりする、その名もFear & Greed Indexを提供しています。

これを機に様々な指数を比較してみるのも面白いかと思いますが、指し示す方向は恐らくどれもほぼ同じなので、気が滅入るだけかもしれませんね。

また、VIX指数は取引の対象にもなっているようです。

ま、かーちゃんとしてはあくまでも参考値として眺める程度に留めておくこととします。

金融業界の方々が恐怖を感じているからといって一緒になってオロオロする必要はありませんからね。

とにもかくにも、うがい・手洗いをしっかりして、免疫力を高めておくこととしましょう!

 

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