【ダイレクト・インデクシング】構想:TOPIX100版

よもやま
Gain vitality, then you shall survive.
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世の超大金持ちであれば可能だというダイレクト・インデクシング(direct indexing)という投資手法ですが、連動するインデックスをTOPIX100とし、ネオモバの口座を用意すれば、そこそこの元手で実践可能なのでは?

と思いついたかーちゃん、ちょっと構想を練ってみました(練るほどのものではないかもしれませんが)

ダイレクト・インデクシング

まず「ダイレクト・インデクシング」とは、どのような投資手法なか、改めて見てみましょう。

といっても、なんら難しいことはありません。

読んで字のごとく、ダイレクト(direct、直接)にインデックス(index、指数)する(-ing)のです。

自ら連動させたいインデックスを選択し、そのインデックスに含まれている株式などを、まるで直接インデックスを購入するがごとく、所有するのです。

Direct Indexing
After the 2019 Inside ETFs conference, a “new” term is suddenly on everyone’s li...

ただ、これは生半可な資金源では到底なしえない手法です。荒技と言ってもいいでしょう。

例えば、日本で欠かせない指数の1つ日経平均株価(日経225)は東証1部に上場している銘柄のなかで代表する225銘柄をピックアップして構成されています(参照:SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集

ですが、その銘柄すべての株式を手中にするのは至難の業です(多くの銘柄は売買単位が100株に設定されているのもネックです)

1株単位での取引が可能なアメリカにあっても、例えば、人気ものETFのVTIが連動を目指すCRSP USトータルマーケット・インデックスは2019年9月30日の時点で3555銘柄を対象としています(参照:Vanguard, VTI, Portfolio & Management

そうした銘柄を、インテックスから外れたり、新しく含まれたりするたびに、売却したり、購入したりする、というのは資金だけでなく相当な労力を求められるのです。

ネオモバ × TOPIX100

そこで、株式を1株単位で購入でき、かつ、操作も易しいネオモバを使ってみてはどうだろうか、とかーちゃんは思いついたわけです。

ただし、ネオモバでは海外株式や債券は購入できないので、ネオモバで購入できる商品=おもに日本株式で構成されたインデックスしか対象になりえません。

ま、そこをとやかく言ってもせんないので、とにもかくにもネオモバを活用し、いったいいくらの資金があれば「ダイレクト・インデクシング」できるのか、考えてみることにします。

名刺交換デザイン

ここで、かーちゃんが着目したのはiDeCo枠で購入している投資信託SBI TOPIX100・インデックスファンド(DC年金)が連動しているインデックス、その名もそのまま、TOPIX100・インデックスです。

このインデックスは、東証一部上場銘柄に上場されている株式のなかでも大型のもの100銘柄を対象としています。

100銘柄を1株ずつ購入するのであれば、実現の可能性がぐっと高まると思いません?

いざ、購入(頭の中で)

結果は、以下の通りです。

※構成銘柄は2018年3月7日時点のものを採用

※基準とした株価は10月11日の終値

(すっ飛ばしたい方はこちらをクリックしてください)

コード

銘柄

10月11日終値

1605 国際石油開発帝石

950.5

1878 大東建託

13,600

1925 大和ハウス工業

3,523

1928 積水ハウス

2,203.5

2502 アサヒグループホールディングス

5,480

2503 キリンホールディングス

2,282

2802 味の素

2,000.

2914 日本たばこ産業

2,388.5

3382 セブン&アイ・ホールディングス

4,367

3402 東レ

823.1

3407 旭化成

1,144.5

4063 信越化学工業

11,700

4188 三菱ケミカルホールディングス

812.5

4452 花王

8,267

4502 武田薬品工業

3,720

4503 アステラス製薬

1,586

4507 塩野義製薬

5,884

4523 エーザイ

5,436

4528 小野薬品工業

1,900

4568 第一三共

6,518

4578 大塚ホールディングス

4,214

4661 オリエンタルランド

16,275

4755 楽天

1,009

4901 富士フイルムホールディングス

4,661

4911 資生堂

8,590

5020 JXTGホールディングス

494.8

5108 ブリヂストン

4,204

5401 日本製鉄

1,504.5

5411 ジェイ エフ イー ホールディングス

1,325

5713 住友金属鉱山

1,385

5802 住友電気工業

1,385

6098 リクルートホールディングス

3,507

6273 SMC

46,150

6301 小松製作所

2,427.5

6326 クボタ

1,608.5

6367 ダイキン工業

14,125

6501 日立製作所

4,002

6503 三菱電機

1,442.5

6594 日本電産

14,435

6702 富士通

8,828

6752 パナソニック

877.9

6758 ソニー

6,230

6861 キーエンス

65,250

6902 デンソー

4,700

6954 ファナック

19,465

6971 京セラ

6,737

6981 村田製作所

5,778

6988 日東電工

5,415

7011 三菱重工業

4,309

7201 日産自動車

668.7

7202 いすゞ自動車

1,191.5

7203 トヨタ自動車

7,269

7261 マツダ

966.1

7267 ホンダ

2,828.5

7269 スズキ

4,549

7270 SUBARU

2,982.5

7741 HOYA

8,931

7751 キヤノン

2,864.5

7974 任天堂

39,870

8001 伊藤忠商事

2,236.5

8002 丸紅

734.5

8031 三井物産

1,761

8035 東京エレクトロン

21,505

8053 住友商事

1,681.5

8058 三菱商事

2,681

8113 ユニ・チャーム

3,465

8267 イオン

2,196.5

8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ

535.8

8308 りそなホールディングス

448.8

8309 三井住友トラスト・ホールディングス

3,741

8316 三井住友フィナンシャルグループ

3,651

8411 みずほフィナンシャルグループ

162.1

8591 オリックス

1,639.5

8601 大和証券グループ本社

494.2

8604 野村ホールディングス

481.7

8630 SOMPOホールディングス

4,155

8725 MS&ADインシュアランスグループホールディングス

3,350

8750 第一生命ホールディングス

1,665

8766 東京海上ホールディングス

5,560

8795 T&Dホールディングス

1,165

8801 三井不動産

2,663.5

8802 三菱地所

2,066.5

8830 住友不動産

3,930

9020 東日本旅客鉄道

10,460

9021 西日本旅客鉄道

9,152

9022 東海旅客鉄道

22,645

9064 ヤマトホールディングス

1,700.5

9201 日本航空

3,329

9202 ANAホールディングス

3,683

9432 日本電信電話

5,411

9433 KDDI

2,965.5

9437 NTTドコモ

2,870

9502 中部電力

1,621

9503 関西電力

1,233.5

9531 東京ガス

2,750.5

9532 大阪ガス

2,076

9735 セコム

9,735

9843 ニトリホールディングス

16,015

9983 ファーストリテイリング

63,270

9984 ソフトバンクグループ

4,156

合計額(円)

652,084.2

100銘柄を1株ずつ購入した場合の合計金額は652,084.2円

おお、100万円をはるかに下回りましたね。

注意点としては、ネオモバは1か月の約定金額が50万円を超えると手数料が高くなるので、

  • 月末・月初にわけて購入
  • かつその月に購入する他の銘柄の売買にも注意

といったあたりでしょうか。

これでTOPIX100の「ダイレクト・インデクシング」は完成です!

メンテを忘れずに

あとはTOPIX100の入れ替えに合わせて銘柄を購入し直す作業を地道に続けていけば、いわゆる信託報酬0%のマイ・TOPIX100投資信託の出来上がりです。

まあ、この一連のセットアップとメンテにかかる自分の労力を信託報酬に換算すると0%どころではないでしょうし、やっぱり素直に投資信託を購入したほうが楽、という結論に達しますかね。

ちなみに、多くの投資信託やETFはただインデックスをコピーするだけでなく、組入比率を考えたり、プラスαになる要素を組み込んでいます。

例えば、SBI TOPIX100・インデックスファンド(DC年金)はTOPIX100の銘柄をイーブンに含んでいるわけではなく、組入銘柄に傾斜をつけています(参照:SBIアセットマネジメント SBI TOPIX100・インデックスファンド<DC年金> 運用報告書(第17期 2019/05/27)

また、VTIは連動を目指すインデックス以上の3624銘柄をバスケットに入れています(参照:Vanguard, VTI, Portfolio & Management

マイ・TOPIX100投資信託にもちょっとした特色を組み合わせるとおもしろいかもしれません。

こうして見てみると、なぜ投資信託には信託報酬があり、なぜパッシブよりもアクティブの信託報酬のほうが高い傾向にあるのか、改めて実感できますね。

やはり非現実的?

と、構想を打ち立ててみたものの、ネオモバの力を以てしても簡単には成しえないことがあります。

それは、マイ・TOPIX100投資信託の積立です。

今回試算した60万円強という金額はあくまで一時的なものですし、今後の株価の変動によってはもっと上がるかもしれませんし、下がるかもしれません。

いずれにしろ、そっくりそのままマイ・TOPIX100投資信託として積み立てようと思ったら、プラス60万円前後用意しなければなりません。

または、各銘柄を順番に1株ずつ購入していくか…

いずれにしろ、やはりかなりの手間なのです!

この1株ずつ購入する手間は、ネオモバといえども簡略化できません。

先日導入されたアプリによって定期買付が可能になりましたが、あくまで毎月の購入を前提としていますので、毎月全銘柄を定期購入しないのであれば現実的ではありません。

投資信託のように、1口=1円として口数単位で株式も買えないものかしら。

と思わずにはいられなくなります。

つい先日まとめたETFの未来で触れたテクノロジーの発展が進めば、できそうな気がするのですが…

株式やETFも1円単位で購入できる日が来ることはあるのでしょうか??

さてはて。

結局、構想どまり

ま、正直なところ、もし現時点で60万円調達できるのであればNISAやジュニアNISAにつぎ込みたいところなので、かーちゃんはこのマイ・TOPIX100投資信託は実践しないでしょう。

ん、待てよ?

すっかり忘れておりましたが、VTIと同じくアメリカETFのSPYDは確か構成銘柄が80とだいぶ少ないですよね。

1株単位で購入できて、NISA枠も活用できます。

TOPIX100と同様、積立が困難なことに変わりないでしょうが、これはちょっと試算してみる価値があるかもしれません…

Why not give it a try!

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