配当金から思いを馳せた空を超えて

NISA
Can the sweetness reach the sky?

近頃「飛び恥」が話題になっていることで注目を集めている航空業界ですが、もはや人々の移動には欠かせない手段と化している今、いつまでも飛行機を否定し続けるわけにはいきません。こんなときこそ、ただ「乗らない」選択をするのではなく、「環境によい形で乗る」ことを模索する。それが未来を見据えてとるべき行動ではないでしょうか。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)に投資したことをきっかけに、かーちゃんはSAF(Sustainable Aviation Fuels、持続可能な航空燃料)なるものが存在することを知りました。かーちゃんの興味が尽きることはなく、他にも「環境によい形で乗る」ために講じられている手立てがあるのではないかと調べてみると…

なにはともあれ、ブログにまとめましたのでご一読いただけますと嬉しいです!

ただ闇雲に飛んでいるわけではない

さて、若者の頑張りや「飛び恥」という言葉の影響で、最近になって話題になったような錯覚を起こしそうですが、そもそも二酸化炭素の排出量問題は以前からあったもので、1997年に採択された京都議定書でも二酸化炭素を含む温室効果ガスの削減が目標として掲げられています参照:環境省 京都議定書に関する基礎資料

そして、当初より課題の1つとして挙がっていたのが、飛行機による二酸化炭素排出量の多さでした。計算方法によって異なる数値が出てはいるものの、飛行機=もっとも二酸化炭素を排出する移動手段という認識はほぼ共通しておりまして、航空業界ではそれなりの手立てが講じられてきました。

かーちゃんは、つい最近ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)より配当金をいただいたことをきっかけに調べてみるまで、この手立ての1つであるSAF(持続可能な航空燃料)の存在すら知りませんでしたが…

講じられてきた対策は新たな燃料の開発だけに留まりません。

例えば、運行スケジュールを見直し、より効率的に乗客を運び、便数を減らすことで二酸化炭素の排出量を削減するという手があります。KLMオランダ航空は、あえて飛行機ではなく、インターネットを介した会議や列車での移動を推進する捨て身な作戦を打ち出して話題になりました(参照:BUSINESS INSIDER 「飛行機でなく電車移動を」捨て身の呼びかけする航空会社。欧州では「飛び恥」という動きも

スッキリ・スマート・スラット・スムーズ

他にも様々な手段がとられておりまして、2015年と、もう5年も前の記事になるのですが(このことからも以前から飛行機による二酸化炭素排出量が問題視されていたことがわかります)、

5 Technologies That Could Help Curb Airplane Emissions
As U.S. seeks to rein in growing airplane emissions, bug-proof jet coatings and ...

この記事なかで、ナショナルジオグラフィックは飛行機がより環境にやさしい存在となるために、必要とされる要素を5つ挙げています。

  1. Fuels made from cooking oil, sugar cane, and biomass.
  2. Engines feature lighter materials, added gear.
  3. Newer shapes and smaller vertical tail.
  4. Non-stick coatings could repel bug guts.
  5. 3-D printing lightens plane parts.

つまり、持続可能性と効率化を前提とした

  1. 新たな燃料
  2. 新たな素材
  3. 新たなデザイン
  4. 新たな塗料
  5. 新たな製造法

が求められているというわけです。

「1. 新たな燃料」はまさにSAF(持続可能な航空燃料)のことですね。海外のみならず、日本国内でも開発は行われておりまして、ユーグレナ(2931)はミドリムシからバイオ燃料を精製することに取り組んでいます(参照:日本経済新聞 ユーグレナ、ミドリムシ燃料で公道走行 世界初

「2. 新たな燃料」としては、炭素繊維複合材料などが挙げられます。偶然にも、かーちゃんが子どもAのジュニアNISA枠で投資している東レ(3402)がこの素材開発に携わっております。

炭素繊維に関しては日本が世界をリードしているようで、東レは世界トップのシェアを誇っているとか。

炭素繊維市場を開拓した日本が技術的優位を保ち続ける法
 世界市場で日本が圧倒的強さを誇るのが炭素繊維で、そのシェアは優に5割を超える。炭素繊維は日本が市場を開拓し

また、記事にあるように、帝人(3401)も炭素繊維事業の展開に力を入れています。海外勢ではHexcel(HXL)が挙げられるでしょうか。

と、ここまで調べたかーちゃん、ふと思ったのです。

もう1社いっとく?

ロイヤル・ダッチ・シェルと東レに投資していることは、すなわちこうした飛行機の二酸化炭素排出量の削減に向けた事業を応援していることになります。この際せっかくなので、もう1社、同じように貢献している企業に投資するというのもアリなのではないでしょうか。

燃料、素材、ときたら、製造法

そうです。そこで、かーちゃんが着目したのは、「5. 新たな製造法」すなわち「3-D printing」です。

3Dプリンター…

さすがのかーちゃんも、その存在は知っていますよ。こうピーっとパーッと3Dという形状をそのままコピペするのですよね(決して、擬音で誤魔化しているわけではありません!)

はじめて3Dプリンターの存在を知ったとき、とても衝撃を受けたことを覚えております。そして、今回何気なく検索してみたことで、さらなる衝撃に襲われることになりました。

3D printing will boost sustainable development
3D printing is more flexible than traditional manufacturing as local small fabs ...

そうなのです!

3Dプリンターはsustainable=持続可能性にも一役買えるのです!!

一見接点のなさそうな両者ですが(え、そんなことはない?)、考えてみればそのメリットはsustainableに通じるものばかり。

  • プリンターがあれば、データをもらうだけで製造できる
  • 鋳型が要らない
  • 在庫を持たなくてよい

どれも輸送や在庫管理にかかるコストや手間の削減、ひいては環境への負荷の軽減につながります。また、思いつきをすぐさま試せることで、製品開発面でも大助かりです。

難点は、いかんせんまだ3Dプリンターそのものが高価なこと、性能にバラツキがあること、ペーストにかかる時間が長いこと、などが挙げられるでしょうか。

つまり、裏を返せば、将来的に発展する余地が大いにあるということになります。

これはいいですね。投資によって後押ししよう、と応援したくなりますし、技術の進歩による成長が見込める=リターンを得られる可能性があるとも言えます。

善は急げ in USA

早速、探してみましたよ。3Dプリンター関連の企業を。

ちなみに「善は急げ」は英語で Strike while iron is hot.(鉄は熱いうちに打て)と言うことがありますが、かーちゃんは Make hay while the sun shines.(干し草は日が照っているうちに作れ)という言い回しが好きです。なんだかポカポカした気持ちになります(誰も聞いてないって?)

すると、このようなサイトが

10 Top 3D Printing Companies | HP is Number One! | INN
With the projected growth of the 3D printing industry anticipated to reach US...

なんと便利。ここに掲載されたトップ10の企業はどのようなものかというと…

  1. HP (NYSE:HPQ)
  2. Proto Labs (NYSE:PRLB)
  3. 3D Systems (NYSE:DDD)
  4. Stratasys (NASDAQ:SSYS)
  5. Materialise (NASDAQ:MTLS)
  6. SLM Solutions Group (FWB:AM3D)
  7. Nano Dimension (NASDAQ:NNDM)
  8. ExOne (NASDAQ:XONE)
  9. Organovo (NASDAQ:ONVO)
  10. Voxeljet (NYSE:VJET)

いやあ、おもしろそうな企業がずらりと並んでおります。

ただ…

なんと…悲しいかな、

4番以降はSBI証券での取り扱いがないのです。また、HPはもっかXerox(XRX)による買収が、それもあまりスムーズには進んでいないようで…

HPがゼロックスの買収提案を再度拒否するものの交渉の余地は残す | TechCrunch Japan
HPは「買い手を探しておらず、Xeroxグループに入らなくても経営には問題ない」とした。買収を提案したのはXeroxだが、「白馬の騎士」を求めているのはむしろX...

うーん…惹かれません。

それに!

考えてもみたら、かーちゃんはスリーキッズのジュニアNISA枠で購入する国内株式を探しているところではありませんか(忘れていたわけでは…ありません!)

善は急げ in 日本

国内へと目を転じることにしましょう。

3Dプリンター関連の企業を挙げると…

東芝(6502)、オークマ(6103)、キーエンス(6861)、IHI(7013)…キリがないですね。

ここでちょっとすっ飛ばして、結論を申し上げます。

あまたある企業の中でかーちゃんの琴線に触れたのは三菱重工(7011)です!!

はい、超有名どころですね。

1884年(明治17年)、三菱の創業者岩崎彌太郎が開始した造船事業に端を発し、財閥解体にもめげることなく今に至っている企業です。

1884年はアメリカで自由の女神の建設がはじまった年にあたります。

3Dプリンターの量産化にむけた技術開発に取り組んでいて、CSRもばっちりカバー。温室効果ガスの削減はもちろん、アカウミガメの保全調査支援や植樹活動にも取り組んでいます(参照:三菱重工 CSR

また、他でもない「しんかい6500」を建造した企業でもあります。

決まりですね。子どもAは東レで決定済みなので、子どもBは三菱重工でいくことにします

いざ、購入!

と思いきや…

急いては事を仕損じる

株価を見てびっくり、三菱重工は1株4,000円越えの株式なのですね(いや、まずそこを見ようよ、という話なのかもしれませんが)

100株購入するには40万円強…

あいにく、そこまでの資金はまだ貯まっておりません!

急いては事を仕損じると言いますし、まずは粛々と元手をつくることにしたいと思います(急こうにも元手がないのでどうしようもないのですが)

「急いては事を仕損じる」は英語だと Haste makes waste.(急いでも無駄になるだけ)や Don’t run before you can walk.(歩けもしないのに走るな)あたりが該当しますね。言語は違えど同じことを戒める言い回しがあるというのは興味深いことです。どこへ行ってもヒトはヒトということなのでしょう。

晴れて購入に至った暁にはまたブログでご報告差し上げますね!!

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